2023-01-01から1年間の記事一覧
※一受験生の勉強内容であることにご注意下さい。また、過去問は含んでおりません。 1 憲法 ・憲法ガール ・憲法演習サブノート ・合格思考 ・スタンダード100 ・問題研究 ・加藤ゼミナール論証集 2 行政法 ・事例研究行政法 ・事例で考える行政法 ・ス…
<2023年九州大学ロースクール(民法)> 【問題1】(配点20点) 1 AのCに対する請求の内容 Cによる甲への放火による焼失を理由とした不法行為に基づく損害賠償請求(709条) 2 訴訟物 不法行為に基づく損害賠償請求権 3 請求原因 (1)Bは、…
<設問1> 第1 Dの主張 1 Dの請求の内容 甲4階及び甲5階の明渡し 2 訴訟物 (建物)賃貸借契約の終了に基づく目的物返還請求権としての(甲)建物明渡請求権 3 原因 (1)Aは、2021年5月20日、Bに対し、甲4階及び甲5階を以下の条件で賃貸し…
【中央ロースクール2023年入学試験[民事訴訟法]】 1 設問1 Yの反論に妥当性があるか否かによってXのYに対する訴えの適法性が決せられる。 (1)判断方法 いわゆる論証例としての確認の利益の判断基準 (2)あてはめ ア 確認方法の適切性 給付の訴え…
〈事案の概略〉 1 本件の本訴請求は,上告人が,被上告人らに対し,上告人及び被上告人らの共有名義で登記されている第1審判決別紙物件目録記載1の土地(以下「本件土地」という。)について共有物分割を求めるなどするものであり,反訴請求は,被上告人…
【過剰防衛に関する重要参考判例】 「原審は斧とは気付かず棒様のものと思つたと認定しただけでたゞの木の棒と思つたと認定したのではない、斧はたゞの木の棒とは比べものにならない重量の有るものだからいくら昂奮して居たからといつてもこれを手に持つて殴…
1.判旨 「譲渡禁止の特約のある指名債権について、譲受人が右特約の存在を知り、又は重大な過失により右特約の存在を知らないでこれを譲り受けた場合でも、その後、債務者が右債権の譲渡について承諾を与えたときは、右債権譲渡は譲渡の時にさかのぼって有効…
(問題) 甲は、乙を被告として、乙に対する300万円の請負代金の支払いを求める訴えを提起し、乙は、右請負代金債権の成立を争うとともに、甲に対する100万円の売買代金債権を自働債権として甲の右請負代金債権と相殺する旨の訴訟上の相殺の抗弁を提出した。…
1.423条1項責任 (1)訴訟物 X株式会社の(取締役)Yに対する会社法423条1項に基づく損害賠償請求権 (2)請求原因 ア Yは、請求原因イ及びウの当時、X株式会社の役員等であった イ Yの取締役として行われるべき具体的任務(職務)の特定及びその内容 ウ Yが請求…
判旨 「或る物件につき、なんら権利を有しない者が、これを自己の権利に属するものとして処分した場合において真実の権利者が後日これを追認したときは、無権代理行為の追認に関する民法一一六条の類推適用により、処分の時に遡つて効力を生ずるものと解する…